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シューズクローク

間取り
2023.10.31(Tue)

玄関の一部に靴やコート、ゴルフバッグなどを収納できるスペースを設けた間取りがあります。
その収納をシューズクロークあるいは土間収納と呼んでいますが、最近の住宅では当たり前の間取りとなってきました。

従来は家具を購入して収納をすることが主流でしたので、下駄箱に靴を収納してコートなどは衣類掛けに掛けてと、その目的物1つ1つに収納する家具を使っていました。

それがシューズクロークでは空間そのものを収納として使うことができ、1つのものに囚われずに様々なものを収納できるようになったことでとても便利になりました。
例を挙げると、靴・衣類・スポーツ用品・アウトドア用品・工具・除雪道具・ベビーカーなどが収納できます。

そして玄関→シューズクロークで行き止まりの動線でなく、玄関→シューズクローク→ホールに繋げた動線をつくることで、お客様用の玄関と家族用の玄関を分けて使うこともできます。
そうすることより、お客様用の玄関を常にスッキリとした状態で保つことができるので、突然の来客があった時でも慌てることなく迎えることができます。

ただ、シューズクロークは便利な反面、下駄箱に比べスペースをかなり取ることになりますので、敷地と希望の間取りのバランスによってはつくることが難しい場合があります。
無理やりにスペースをつくると、その他のスペースに影響が出てしまうので、そこはよく考える必要があります。

シューズクロークは人気の間取りの1つで、モデルハウスでもよく間取りに取り入れられていることが多いです。
玄関→シューズクロークの動線もあれば玄関→シューズクローク→ホールまでの動線もありますので、それは実際にご覧になって自分の生活スタイルと照らし合わせてみると良いと思います。

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