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COLUMN

ランドリールーム

間取り
2023.07.04(Tue)

いつの間にか洗濯物は外に干すのではなく、屋内で干すことが当たり前の時代となってきました。
特に私たちの住む北陸では、全国的にも降水量の多い地域でありますから、ほとんどの世帯が屋内で干しているのではないでしょうか。
日照時間の長い関東圏では、まだまだベランダやバルコニーで干す世帯が多いそうですが、黄砂や花粉などの影響から屋内で干すという考えも増えてきているそうです。

関東圏で屋内干しをする世帯では、リビングや寝室などの居室で干すことが多いそうですが、北陸は“ランドリールーム”を設けてそこで干します。

屋内干しをする一番のメリットはやはり天候に左右されないことではないしょうか。
土砂降りの日や吹雪の日でも難なく干すことできますし、干す時間帯にも左右されません。
その他にも黄砂や花粉などの付着を防ぐこともできますし、紫外線による衣服のダメージも防ぐことができ、健康や身だしなみの観点からも良いです。

そして、以前はランドリールームに窓を設けて自然の風や日光で乾かすことが主流でしたが、最近では窓を無くして、代わりに除湿器を使って乾かすことが主流となってきました。
これは省エネを考えた家づくりによって高気密・高断熱の住宅が増えたことで洗濯スタイルも変化をしました。

北陸での暮らしではランドリールームは必須と言っていいほど重宝します。当社でも県外からのお客様が来られますが、必ずご提案するようにしております。

確かに関東圏では敷地がコンパクトでスペース確保がなかなか難しいですが、北陸ではそのようなことはありません。全国的に省エネを考える家づくりとなってきている今、窓を設ける必要もありませんし、時代にも適したスペースとなっています。

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